国際研究フォーラム―グローバリズムのなかの口承文芸―
2006/3/3(金) 千葉大学にて
日本口承文芸学会は創設30周年を記念し、千葉大学「国際研究集会」の助成を受けて、以下のような次第で初の国際研究フォーラムを開催することになりました。翌4日には研究例会も同じ場所で開くことになっておりますので、ぜひご参加くださいますようご案内申しあげます。
開催概要
- 日時 2006年3月3日(金)10:00(9:30開場)-17:30
- 場所 千葉大学社会文化科学研究科2階 マルチメディア会議室(地図参照)
趣旨
現代のグローバリズムのなかで、口承文芸を取り巻く環境は大幅に変わり、伝統社会において地域に密着した形で伝えられてきた口承文芸は世界的規模で消滅しつつある。一方で、それに代わる新しいタイプの口承文芸・口頭文芸が生み出されていることも事実である。それらの「ことばの営み」が現実社会でどのような状況におかれているのか、新たな領域の展開はこれまでの研究とどのように関わるのか、そして21世紀の口承文芸研究はどのように進められて行く可能性があるのか。このような問題について国際的な視野から円卓会議の形式で報告と論議を行なう。
パネラー
- V・M・ガツァーク氏 ロシア科学アカデミー
- 世界文学研究所フォークロア部部長
- ダワ・タヤ氏 中国 内蒙古大学蒙古学学院 助教授
- 真下 厚氏 立命館大学文学部 教授
- 坂井弘紀氏 和光大学表現学部 専任講師
- 北原次郎太氏 アイヌ民族博物館 学芸課学芸員
司会
- 石井正己氏 東京学芸大学人文社会科学系 教授
なお、シンポジウムの後に懇親会を予定しております。
2007/1/23 掲載 :