第29回日本口承文藝學會大会
開催: 2005/6/4(土), 5(日) 同志社大学至誠館にて
開催概要
- 日時: 2005/6/4(土), 5(日)
- 場所: 同志社大学 至誠館 (京都市上京区今出川烏丸東入)
6月4日(土)
【公開公演】
- 邊 恩田 (大阪国際理解教育研究センター研究員・同志社大学非常勤講師)
韓国のパンソリ ―語りの様式と語り手― - 小松和彦 (国際日本文化研究センター教授)
フィールドで発想する怪異・妖怪研究 ―口承表象から絵画表象へ―
【特別演奏】
- ニック・ヘネシー (ストリーテラー、ミュージシャン)
- 櫻井 美紀 (語り手たちの会代表)
- イギリス伝承のバラッドと語り
総会
懇親会
6月5日(日)
【研究発表】
第1会場
- 新堀 歓乃 (東京藝術大学大学院)
ご詠歌の楽譜と口承伝承が変容するしくみ―密厳流を対象に― - 森谷 里沙 (東京藝術大学大学院)
文化の生成と伝承 ―日本における「ロシア民謡」のケーススタディ― - 奥田 統己 (札幌学院大学)
サハリンのアイヌ英雄叙事詩 ―金田一京助筆録資料から― - 萩中 美枝
アイヌの下紐
第2会場
- 阿部 真貴 (國學院大学大学院)
「女川飯田口説」についての一考察 - 飯倉 義之 (國學院大学大学院)
ケセランパサラン、あるいはテンサラバサラ ―知識が規定する妖怪現象― - 野村 典彦 (横浜市立大学)
旅の想像力としての伝説 ―蒐集のよろこびを手がかりに― - 斎藤 純 (天理大学)
柳田国男と高見山の伝説 ―旅行と高木敏雄の影響―
第3会場
- 伊藤 龍平 (台湾・南台科技大学)
台湾のデパートの怪談 ―<世間>の位相・<話>の位相― - 阿部 敏夫 (北星学園大学)
中国(大連)・大学生の「民間文学」受容について - 于 暁飛 (日本大学)
ホジェン族イマカン「カンタ・モルゲン」の復元
【シンポジウム】 テーマ:「怪異・妖怪の世界」
- 西山 克 (関西学院大学)
妖怪を記録する―ということ - 香川 雅信 (兵庫県立博物館)
化物からポケモンへ―キャラクターとしての妖怪― - 田畑 千秋 (大分大学)
豚妖怪の伝承と伝播 - 常光 徹 (国立歴史民俗博物館) (司会)
2007/1/23 掲載 :