第32回日本口承文芸学会大会
開催概要
会場 國學院大學 渋谷校舎
日時:2008年6月7日(土)、8日(日)
6月7日(土) 120周年記念1号館 1F 1105教室
【開会の辞】13時 日本口承文芸学会 会長 大島建彦
【公開講演】13時10分~16時30分
折口信夫「三郷巷談」の意趣 國學院大學教授 小川直之
天降の剣と犠牲を伴う剣-朝鮮の王権と鍛冶神の伝承-
元摂南大学教授 依田千百子
伝承と集合的記憶 神奈川大学日本常民文化研究所客員研究員 川田順造
6月8日(日) 120周年記念1号館 1F
【研究発表】9時30分~11時30分
第一会場 1103教室
宮城県黒川郡船形山麓の祭礼・伝承・地域 東北大学 小田嶋利江
山梨県南部町の西行伝承-西行系図・富士見西行・西行峠の伝承の位相-
國學院大學 小堀光夫
《講話》でない昔話-接続詞「さて」の有無から- 昔話研究土曜会 小林美佐子
アイヌ英雄叙事詩成立過程の時間層-ユカラにおける石狩人の役割-
千葉大学 中川裕
第二会場 1101 教室
石垣島川平における「神のことば」と「神へのことば」をめぐって
総合研究大学院大学 澤井真代
沖縄戦の死者にまつわる亡霊譚 総合研究大学院大学 村山絵美
傀儡とは何か-クグツの語源説とかかわって- 神奈川大学 山口建治
モンゴルの「射日」神話『エルヒー・メルゲン』
-基本話にみとめられる“七沖”の観念とヴァリアントの検討-
愛知淑徳大学 藤井麻湖
【シンポジウム】13時~16時30分 1105教室
「声・歌・ことばの力-口承文芸および学会の使命と今後-」
司会 東京学芸大学 石井正己
ロシア口承文芸学の現在の課題 ロシア口承文芸研究家 齋藤君子
〈うた〉という言葉のかたち 奈良教育大学 永池健二
はなす、そして、聞く・見る伝承 天理大学 齋藤純
【閉会の辞】16時30分 國學院大學 花部英雄
大会事務局 國學院大學文学部 花部英雄研究室
TEL:03-5466-0224(火・木在室)/FAX:03-5466-0368(日本文学資料室)