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第38回日本口承文芸学会大会

第38回大会案内
2012年6月7日、8日

 第38回 日本口承文芸学会 大会プログラム― 会場 東北大学川内キャンパス―

6月7日(土) マルチメディア棟 206教室 
【開会の辞】13時               日本口承文芸学会会長・白百合女子大学  間宮史子
【公開講演】13時10分~16時30分 
「災害の経験を伝える」活動の最新動向―災害かたりつぎ研究塾の合宿活動をもとにして― 
東北大学災害科学国際研究所  佐藤翔輔
「語り」「聞く」という営みについて―東日本大震災の波をくぐって― 
民話採訪者・みやぎ民話の会顧問  小野和子
震災被災地にみる死者と生者の接点                   東北大学  鈴木岩弓
【総  会】 16時30分~17時30分      
【懇親会】 17時30分~20時30分 (於 東北大学生協) 
6月8日(日) 
【研究発表】9時15分~12時30分
【第一会場】文学部棟1階 135教室
現在の語り活動における昔話伝承動態について―「月のよざらし」を例に―
國學院大學(院)  原田 遼
現代における瓜子姫                            立正大学(院)  藤井倫明
「張雲容」(『太平広記』ほか収録)と林羅山の「薛昭」(『怪談全書』)―国際説話研究から見た中
国と日本の「眠り姫」(ATU410)                  京都府立大学  横道 誠
都市伝説としての浦島太郎―赤い玉の伝説の発生と展開―         苫小牧駒澤大学   林 晃平
【第二会場】文学部棟3階 311教室
アイヌ英雄叙事詩における kamuy について                  千葉大学(院)  遠藤志保
アイヌの「河童」にみられる日本(和人)の河童との類似性      北海道大学(院)  矢崎春菜
沼田町の河童―弁天公園における河童のうわさの発生、伝播、消滅の過程について―
札幌学院大学(卒)  松井佳祐
異なるものへの排除と受容―福井県敦賀市五幡(いつはた)の「蒙古来攻伝説」を巡って―
名古屋大学(院)  塩瀬博子
大正~昭和初期における石巻周辺の桃太郎伝説地考証活動―桑島正『陸奥の桃太郎実話』をめぐって―
天理大学  齊藤 純
【シンポジウム】13時15時~16時45分  マルチメディア棟 206教室
「災害と口承文芸」                    司会  國學院大學  米屋陽一
「あったることをありのままに」伝えようとするさまざまな営み
―3.11後のわれわれが、聞き語る場で出会うこと―        みやぎ民話の会 小田嶋利江
災害伝承と自然観                 東北大学災害科学国際研究所   川島秀一
シベリア少数民族の口承文芸と自然災害        ロシアフォークロア研究家  齋藤君子
【閉会の辞】16時45分                         國學院大學  花部英雄

大会事務局:國學院大學文学部 花部英雄研究室  

〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28
TEL: 03-5466-0224(研究室) FAX: 03-5466-0368(日本文学資料室)

 

2014/5/2 掲載 : 大会委員会