第40回日本口承文芸学会大会
2016年6月4日、5日
第40回 日本口承文芸学会 ― 於 北海道大学 人文社会科学総合教育研究棟(W棟)―
第1日 6月4日(土) W棟1階 103大教室
公開講演 13時~16時20分
開会の辞 花部英雄(日本口承文芸学会会長・國學院大學)
北海道の民間説話を探る 阿部敏夫(元 北星学園大学教授)
亀甲の由来譚の二種 林晃平(苫小牧駒沢大学)
十勝アイヌの伝統歌謡とその継承(実演および解説) フンペシスターズ(アイヌ伝統歌謡グループ)
総会 16時30分~17時30分 W棟1階 103大教室
第2日 6月5日(日)
研究発表 9時~11時30分
第1会場 W棟1階 103大教室
高野辰之の童話研究―未発表自筆覚書を手掛かりに― 藤井倫明(立正大学(院))
首無し騎馬武者と日時についての一考察 永島大輝(昔話伝説研究会)
福島県二地域における長者伝説―長者伝説の生成と伝承の一考察― 玉水洋匡(学習院中等科)
蘇民将来説話再考 山口建治(神奈川大学)
失われた歌を求めて―奄美と宮古をつなぐ「うずらの母」伝承― 酒井正子(川村学園女子大学名誉教授)
第2会場 W棟1階 101教室
文化資源としての伝説は寂れるか―宮崎県美郷町の百済王伝説の新展開― 逵志保(愛知県立大学)
スウェーデンの昔話の日本への紹介について―初期の再話者たちの仕事― 柗村裕子(聖徳大学)
まちづくりの中の「商う芸」 矢野敬一(静岡大学)
マルチメディア資料集刊行に向けたフィールドワークのデジタル・アーカイブ作成モデル 熊野谷葉子(慶應義塾大学)
第3会場 W棟1階 102教室
地獄穴伝説に見るアイヌの他界観 冨樫晃(國學院大學(院))
アイヌ樹木神伝承についての再考 安田千夏
アイヌ口承文芸で語られる河童について 大谷洋一(北海道博物館)
アイヌ口承文芸に見るシャマン儀礼の再検討 北原次郎太(北海道大学)
シンポジウム「ユーラシアと日本列島:世界の中のアイヌ叙事詩」 13時30分~17時 W棟1階 103大教室
問題提起
アイヌ 奥田統己(札幌学院大学)
ユーラシア北方 荻原眞子(千葉大学名誉教授)
中央アジア 坂井弘紀(和光大学)
コメンテーター
モンゴル 藤井真湖(愛知淑徳大学)
日本 三浦佑之(立正大学)
ニヴフ 丹菊逸治(北海道大学)
司会 丹菊逸治(北海道大学)
閉会の辞
第3日 6月6日(月)
エクスカーション「アイヌ口承文芸伝承の現場を訪ねる―平取町二風谷訪問―」
共催 北海道沙流郡平取町
北海道大学前9時出発~新千歳空港16時着・解散(貸切バス移動)
第四〇回 日本口承文芸学会大会
(主催)日本口承文芸学会 (会場)北海道大学
(会場住所)北海道札幌市北区北十条西七丁目
交通 JR札幌駅下車徒歩約15分 地下鉄南北線北十二条駅徒歩約15分
※当日は北海道大学学園祭のため構内は交通規制されています。
(エクスカーション共催)北海道沙流郡平取町
(大会事務局)北海道大学アイヌ・先住民研究センター丹菊研究室
日本口承文芸学会事務局:大会事務局
國學院大學文学部 花部英雄研究室 〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28
TEL 03(5466)0224(研究室) FAX 03(5466)0368(日本文学資料室)