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第58回研究例会

時:2009年11月7日(土) 14:00から
場所:國學院大學 渋谷キャンパス 1号館4階 1402番教室

日本口承文芸学会第58回研究例会のお知らせ

 

 下記の要領で、第58回研究例会を下記のように開催いたします。

  ふるってご参加ください。

 

           記

  

2009117日(土) 1400から

 

場所:國學院大學 渋谷キャンパス 1号館4階 1402番教室

テーマ:「再話」論の射程

パネリスト:米屋 陽一  (本会会員)

 

      藤久 真菜  (本会会員)

 

      重信 幸彦  (司会・問題提起 本会会員)

  

趣旨と概要

  「再話」は、1950年代の民話運動の時代以来、口承資料を素材に児童文学を創作する過程を問うさいに使われてきました。今回は、この、どちらかといえば児童文学領域で練られてきた「再話」という問いの可能性を、調査研究という領域も含め、今日の「口承」という問題の全体に関わる問いとして再考したいと考えています。 そこでまず、米屋陽一氏に、「民話」の現場で、「再話」がどのように議論されてきたのかを踏まえ、その問いの広がりについてお話しいただき、次に、藤久真菜氏に、「口承」の資料化、素材化の過程を、「再話」という観点からお話しいただく予定です。

 そして「再話」という共通の問いの地平で、記録、叙述、翻訳、「流用/再利用」、上演など、今日の口承という問題をめぐる多様な局面を、相互に関わらせながらとらえていく可能性について検討します。

  
2007/9/26 掲載 :