口承文芸研究 第19号
音楽史学と民俗音楽学―口承文芸研究の方法に関わって―
著者: 小島 美子
キーワード: 日本音楽研究 芸術音楽 音 地域差 時代差
口承文学と文学史
著者: 藤井 貞和
キーワード: 文体 歴史 書き言葉 メタフォア 言語
九十年代の毛沢東伝説―神格の諸相をめぐって―
著者: 加藤 千代
キーワード: 中国 霊験譚 廟 天帝 神格のパラドックス
「三枚のお礼」の成立―世界の逃走譚の中で日本の逃走譚を考える―
著者: 剣持 弘子
キーワード: 呪的逃走モティーフ 原形 付加エピソード 伝播 呪物
『昔話ノート』を読む―「手法」「道具立て」が対象を「発見」し、「形作る」営みについて・「百話クラス」から「二百話クラス」「三百話クラス」まで―
著者: 高木 史人
キーワード: 「昔話の語り手」 水沢謙一 「近代的」な語り手 「手法」 「道具立て」
オオゲツヒメ・ウケモチノカミ神話考―中国の民間説話との比較―
著者: 斧原 孝守
キーワード: 系統 形式 「汚い調理」の趣向 黄金時代の喪失 天体の起源
能と「伝説」
著者: 石井 正己
キーワード: 『徒然草』 能の〈〈語り〉〉 『錦木』 「伝説」の「管理」 「口承文芸」の政治学
アイヌの歌謡
【アイヌ小特集】
著者: 萩中 美枝
キーワード: 『アイヌ伝統音楽』 まつり歌 即興詩 人文神の物語 ユーカラ
「オンネパシクル」について
【アイヌ小特集】
著者: 大谷 洋一
キーワード: 口頭文芸 伝承者の認識 「問答」 研究者の視線 呼称
アイヌ口頭文芸「聖伝」をめぐって
【アイヌ小特集】
著者: 奥田 統己
キーワード: ジャンル 分類 人文神 英雄叙事詩 口演形態
ワオとマオ―アイヌと東北と
【アイヌ小特集】
著者: 三浦 佑之
キーワード: 東北の昔話「馬追鳥」 アイヌ神謡「ワオ」 小鳥前生譚 伝播 南部藩
『生きているむかし』誌創刊に見るロシア口承文芸学の動向
【研究動向】
著者: 斎藤 君子
キーワード: フォークロア専門誌 現代の伝説 口頭伝承 都市のフォークロア 民間信仰
ドイツ、テュービンゲンにおける口承文芸研究―バウジンガーの「日常の語り」―
【研究動向】
著者: 間宮 史子
キーワード: 経験文化学 「はなし」ゼミナール 「できごと」 付随の芸術 民俗学
中川裕著『アイヌ語をフィールドワークする』
著者: 安田 千夏
野村純一著『日本の世間話』
著者: 山下 欣一
福田晃・渡邊昭五編『伝承文学とは何か』
著者: 常光 徹
吉沢和夫著『民話の心と現代』
著者: 櫻井 美紀
モノとしての「話」~佐藤健二『流言蜚語』から
著者: 重信 幸彦
説話・伝承学会編『説話―救いとしての死』
著者: 田中 宣一