口承文芸研究 第20号
「桃太郎力持ち」の事
著者: 野村 純一
キーワード: 草双紙 山 金太郎 「物くさ太郎」 “客人神”
人類文化史における口承文芸
著者: 大林 太良
キーワード: 口承文芸の起源 社会的階層の成立 ジャンルの形成 地域の伝統 口承文芸の落日
口承文芸研究の課題
【討論】
著者: 小澤俊夫・吉川周平・中川 裕・兵藤裕己・(司会)川田順造
キーワード: パフォーマンス ストーリーテリング 「伝承」 表現 浪花節
『口承文芸研究の課題』を読んで
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著者: 小堀 光夫
中国口承文芸研究の課題
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著者: 千野 明日香
口承文藝の課題を読んで
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著者: 恒松 多美子
「座談会 口承文芸研究の課題」について―歌謡研究の立場から―
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著者: 中原 ゆかり
民話の現在・考えていることいくつか
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著者: 米屋 陽一
クレオールの口承説話と口承説話のクレオール化
著者: 三原 幸久
キーワード: ピジン クレオール言語 クレオール現象 中南米 伝承
「桃太郎」昔話と「ラーマ」物語―比較研究における課題と“読みの可能性”―
著者: 田森 雅一
キーワード: 『ラーマーヤナ』 伝播 異常出生 物語の変容 『宝物集』
『民俗採訪』における口承文芸の記述方法―研究動向を踏まえた新たな可能性に向けて―
著者: 根岸 英之
キーワード: 「民俗誌」 「方法としての記述」 採訪の場 〈読み〉のコンセンサス テープ起こし
人獣交渉史―狼と塩―
著者: 菱川 晶子
キーワード: 送り狼 イヌオトシ 狼と小便 動物観 畏怖
はじめに
【シンポジウム】 柳田国男・関敬吾とそれ以後―口承文芸研究の流れ―
著者: 福田 晃
柳田国男の昔話テクスト
【シンポジウム】 柳田国男・関敬吾とそれ以後―口承文芸研究の流れ―
著者: 石井 正己
キーワード: テクスト研究の時代 『日本の昔話』 諸本 リライト 三分類と二分類
関敬吾から受け継ぐもの、受け継がなかったもの
【シンポジウム】 柳田国男・関敬吾とそれ以後―口承文芸研究の流れ―
著者: 小澤 俊夫
キーワード: 資料の分類 言語の壁 カタログによる系統論 文芸としての昔話 再話
日本の昔話研究における北の視点
【シンポジウム】 柳田国男・関敬吾とそれ以後―口承文芸研究の流れ―
著者: 斎藤 君子
キーワード: 比較 「鼠浄土」 「大歳の火」 「稲羽の素兎」 伝播
現代伝説研究の課題
【シンポジウム】 柳田国男・関敬吾とそれ以後―口承文芸研究の流れ―
著者: 飯島 吉晴
キーワード: 「世間話」 「現代民話」 言葉 現実 『民俗学』という言説の秩序
高橋宣勝著『語られざるかぐや姫』
【書評】
著者: 小嶋 菜温子
花部英雄著『西行伝承の世界』
【書評】
著者: 川島 秀一
末次智著『琉球の王権と神話―「おもろさうし」の研究―』
【書評】
著者: 山下 欣一
福田晃・岩瀬博編『民話の原風景―南島の伝承世界―』
【書評】
著者: 小川 学夫
酒井正子著『奄美歌掛けのディアローグ―あそび・ウワサ・死』
【書評】
著者: 卜田 隆嗣
荻原眞子著『北方諸民族の世界観』
【書評】
著者: 中川 裕